2007年4月20日(金)晴れ
闘病生活615日目。
臍帯血移植1年と147日目。
入院9日目。
6時起床。
朝一の採尿を忘れてしまった。食後にがんばろう。
きのうの晩のトイレはゼロ。これは1年ぶりの快挙だ。飲水制限のおかげだろう。
体重58.75kg。安定している。
このまま胸水も減っていってほしい。
朝食。
パン1枚。サラダ少々。
いまひとつ食欲がわかないのはなぜか。
今回は外食が禁止されているのがきつい。
黙って行ってしまうか(冗談です)。
掃除のおじさんに、健康の秘訣の料理についていろいろと教えていただく。昔、服部氏のおじいさんについてコックをされていたそうだ。40年間、病気をしたこともないという。その腕は丸太のように太かった。65歳。
医食同源というが、その通りだと思う。
退院したら、料理について勉強してみたいと思った。
きのうの晩から、抗生剤が増える。ダラシンという、名前からはあまり効き目がなさそうな薬。
おかげで点滴が昼夜2時間かかるようになった。
この薬で肺の影が消えてくれることを期待したい。
点滴の針の交換時期となったので、看護師のOさんと新人のWさんが針を抜きに。
空気を読むと、どうやらWさん、この作業が初めてらしい。
そのことを察した私にWさん、「怖いですか」とズバリ。
「いいえ、大船に乗った気持ちですよ」と私。
さてと、作業に取り掛かるため、Wさんしゃがむと、またアッと言って尻餅をついてしまった。まだ窮屈なズボンのままらしい。
体制と気を整え直して針の周りのテープをはがしにかかる。逆毛ではがすので正直痛い。
でも肝心の針抜きは意外とスムーズだった。
止血用の絆創膏をして終了。
Wさん、「きょうのことは生涯忘れません」とお芝居風に。
私も負けじと「その気持ちを決して忘れてはいけませんよ」と感慨込めて応じた。
やはり若者の看護師さんは愉快だ。
S先生、点滴の針を刺しに来てくださる。
今はやっている、はしかについて質問。
きのうセミナーに行ってきましたが、確かに流行っているようです。ただ、Fさんの場合どうするかについては血液内科の先生方の見解もあろうかと思いますので、即答は難しいですね。
移植から約2年間は予防接種等は受けられないということをうかがっています。
ワクチンは小さな感染症を起こすようなものですので、移植直後ですとその感染症に耐え切れない恐れがあるからでしょう。
なるほど、いずれにしても私のような状態で、はしかにかかったら、重度な肺炎などになってしまうことは確かなんでしょうか。
そうです。
退院して、これから職場復帰などのことを考えるとどうしてもこうした問題に悩むことになってしまいます。
具体的な対策は血液の先生方と相談したいと思いますが、そうした外向きの気持ちが出てきているということは、よくなっている証拠ですよ。いい傾向です。
S先生、さきほどのワクチン等の質問の件で調べていただき、わざわざ知らせに来てくれた。
やはり2年間はワクチンを接種できないという決まりがあるようです。それから免疫抑制剤を服用している間もだめだと。
なるほど、やはり2年目までが肝心ということですね。それまでの職場復帰へのシナリオも自分なりに組み立ててはいるのですが。
具体的な目標が掲げられているのであれば素晴らしいことだと思います。それを実現されるように応援させていただきます。
S先生、患者のちょっとした疑問や質問に誠実に応えていこうとする姿勢が素晴らしい。
J医大を出られ、青森で地域医療に携わってきた経験と自負が患者本位という信念を築き上げたのではないかと思う。
もちろん人柄にも負うものがあるだろうが、若いにもかかわらずよくできたお医者さんと深く感心する。
つくづく思う。
T病院のお医者さん方は、本当に素晴らしい。
理想的といって決して言いすぎではないだろう。
いや、究極の理想と言っても言いすぎではないかもしれない。
右肩が張って痛くて仕方がないので、看護師さんにお願いしてシップをいただく。
TVがベッドの左側になるので、見ようと左を向くとどうしても右肩に負担がかかってしまう。
常にTVに向かって見ていればいいのだろうが、ふだんはPCに向かっていて、必要に応じてTVの方に向くので、どうしても右肩ばかりが痛くなる。
さっそく看護師さんに貼っていただく。カトレップというシップ剤。すうっとして、気持ちがいい。市販のものより、病院で出してもらうものは効きそうな気がするのは気のせいだろうか。
自宅ではめったに肩など凝らないのに、不思議なものだ。