2008年12月アーカイブ

窓辺の風景2008-12-27

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きょうは一日富士山がきれいでした。

IMG_0374.JPG
先週末、娘と2人で、近くのインド・カレー店へお昼を食べに行きました。

これまではいつも妻とだったので、娘とは初めてです。

二人とも定番のチキンカレーを注文。
5段階ある辛さの選択は、娘が1、私は迷わず2を選びました。
前回のブログに書いたように、ここのところ、辛さに対する耐性がついてきた私としては、どうしても試したいわけです。

娘は「大丈夫? ほんとうに大丈夫? 途中でおかしくなっても知らないよ」と不安げです。

しかし、私には確信がありました。絶対大丈夫だという。

結果は、全く大丈夫だったと言っていいと思います。もちろん辛くは感じたことは事実です。涙目になり、水を頻繁に口に運んだことも否定できません。でも、私は勝ったのです。この辛さ2を完全征服したのです。もし、目の前に娘がいなければ、私はうぉぉ!と天を仰ぎ、雄たけびを上げてしまったかもしれません。娘がいる、という自制心が、店内での雄たけびの実行をぎりぎり思いとどまらせてくれました。もし一人であれば......抑えられなかったに違いありません(この箇所はジョークとお受け取りください)。
すると涙目は、もしかしたら、辛さによるものではなく、うれしさから来るものだったのかもしれません。

さて、カレー店における私と娘との会話の中で、一つの発見があったので、その報告をここでさせていただきましょう。

吉田戦車「伝染るんです。」に関する発見です。

難しい苗字の話題から、ひょんなことに齋藤さんの齋の字の気持ちよいほどの複雑さについて語っていたことろ、突然、娘が「齋藤さんの齋の字って、カブトムシに似てない?」と言うのです。
私は、思わず齋の字を思い浮かべたとろこ、確かにそうでした。脚、羽、角に至るまで、見事にその形を構成しているのです。一度そう思うと、この字を見るたびにカブトムシのことを想像してしまうのです。
そして、娘はさらにこんなことを言いました。
「ということは、『伝染るんです。』のカブトムシのさいとうさんの由来はここから来てるんじゃないかな」
私は思わず、「おお!」と声を挙げてしまいました。
「そうだよ、そうだよ! 吉田戦車は齋の字がカブトムシに似ているから、齋が付く一般的な名前のさいとうさんにしたんだよ、きっと」と希代の発見のように喜んだのでした。

さっそく家に戻り、『伝染るんです。』第1巻をひもといてみると、カブトムシのさいとうさんの漢字表記は、「斎藤」とありました。

ちなみにウィキペディアで調べてみたところ、モデルは柔道家の斉藤仁さんということでした。

しかし、私たち親子は、あくまで「齋=カブトムシの形」説をとっていこうと思うのです。
サンプロ「北欧リポート」で最後に取り上げたいのは、お家芸とも言うべき、高齢者福祉について。

デンマークの街で出会ったお年寄りは、満面の笑みをもって、こう話した。
「年金生活者になることは、人生で一番素晴らしいことです」

とある高齢者ケアセンターを訪問。
入居者は要24時間介護の37人。
すべて個室で費用は年金の一部で負担可能。
入居者1人に対し、ヘルパー2人で世話をする。

入居者はケアセンターでの生活についてどう思っているのか。

86歳男性「特に規則もないので自由に生活できるところが気に入っています」

89歳女性「とても満足しています」
この女性は、夫の死後、独り暮らしをしてたが、介護を必要とするようになり、6年前に入居。息子さんは転職し、施設の近くに住んでいるから、頻繁に会いに来れるのだそうだ。
息子さんは語る。
「普通の家はバリアフリーではないので、母と一緒に暮らすのは難しい。母も一人で暮らすのが気楽と言うし、私も時間がある時に会いに来られるので安心しています」

デンマークにおいては、施設への入居待ちも全くないという。

雇用政策研究者であるマッズセン氏は、手厚い高齢者福祉について、「高齢者福祉は労働者に効果的な安心感を与えるものです。心から安心といえる社会で働くことが経済成長の大きな要因となる」と分析する。

所得の8割近くを税として徴収する超高負担の国デンマークのお年寄りはカメラに向けられる顔すべてに幸福感が満ちているように見えた。まさに"幸福度世界一"を実感させてくれるような映像だった。

リポートはデンマークの高福祉高負担のあり方を肯定的なスタンスから取材したものなので、この取材映像を見る限りにおいては、デンマークはお年寄りにとって、ユートピアそのものに移るに違いない。

ならば、と日本がデンマークのような政策をとれるかといえば、現実的には難しいだろう。
仮にデンマーク並みの高福祉が間違いなく実現されるとしても、現状において、収入の8割を税金として収めることをどれだけの国民が賛成できるだろうか。難しい。

したがって、以前にも述べたように、私は政治的知識が乏しいゆえに、いわゆる"大きい政府"か"小さい政府"かの選択には明確な答えをもっていない。

ただ、今後の日本がどちらかの政策をとったにしても、デンマークから学ぶべきは、お年寄りたちから発せられた「素晴らしい」「気に入っている」「満足」「安心」の言葉が自然に出るような高齢者福祉の在り方に違いない。
もし、それを実現するために、8割の税負担が必要ならば、そうすべきかどうかの議論を、真剣にしていくべきだろう。

あくまで人間の幸福を原点とした政策であり、政治であるべき。その原点に常に立ち返っていってほしい。
そして私たち国民も、「サービスはしっかりしろ、でも税は極力抑えろ」といった姿勢ではなく、自分たちの幸福のために必要な責任について、厳しく受け止め、議論というより、対話を起こしていくべきだと考える。

最後に、北欧リポートで最も強烈な印象を残したことについて触れたい。
フィンランドは、一見しただけで記憶が薄いのだが、VTRに残したデンマークにおいて登場したすべての男性がノーネクタイだったことに、驚くとともにうらやましく思った。
レゴの幹部はもちろん、雇用大臣でさえ、ラフなワークシャツでインタビューに応じていた。
日本でも"クールビズ"などと期間限定のかなり中途半端な習慣があるが、向こうではノーネクタイが一般化しているのだろうか。
北欧の国々に流れる穏やかで自由な気風――これこそ私が憧れ続けてきた文化なのだということを再確認できた気がした。


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きょうは早野薫さんの誕生日です。

早野薫さんと言われても、ほとんどの方がわからないと思います。一部のアイドル好きを除いて。

今回は、いつもとがらりと趣向を変えて、アイドルについて語ってみたいと思います。

私がアイドルに関心を持つようになったきっかけは、娘のおかげです。
娘は小学校の低学年時代からアイドルに強い関心を抱き、これまで10年間にわたって、それを維持し続けています。大したものだと感心します。

さて、同じ屋根の下にいる者として、娘が関心がある以上、私もアイドルについて自然と話題とすることが多くなりました。
そのような書き方をすると、さも私が、娘の歓心をそそるために、つまり気を引くためにそのようにしたと思われるかもしれません。でもそれは違います。実は私にも、もともと、そういう血が流れているのです。
私は小学校2年生の時にザ・タイガースの「美しき愛の掟」をシングルで買いました。確か一人でレコード屋さんに行き、買ったという記憶があります。
奇しくも同じ小学校2年で、娘は嵐のアルバムを買っています。不思議な一致です。
これは血のなせる業としかいいようがありません。

ということで、娘が成長するのと同時に、娘は射程とするアイドルの範疇を着実に広げていきました。と同時に、私のアイドルに関する知識の幅は、もちろん娘の何十分の一ではあれ、広がっていきました。

きょう誕生日を迎えた早野薫さんは、そうした中で私が知りえたアイドルの一人です。

AKB48というアイドルグループに所属する16歳の方です。

早野さんはAKB48に3つあるグループのうち、チームKにおり、常に元気なダンスを披露してくれています。
なぜ、私が早野さんに興味を持つようになったかといいますと、二つの理由があります。

その一つが、ステージに常に全力投球であることです。
彼女は、いわゆる"干されメン"と呼ばれる、あまり目立たない地位にいるメンバーの一人です。AKB48の"推されメン"といわれる選抜メンバーは既にバラエティー番組やドラマなど大きく活動の幅を広げていますが、早野さんには全くそうした声がかかりません。
ゆえに、早野さんと会うことができるのは、ステージだけなのです。
しかも、彼女のダンスは一流といっていいほど切れがよく(私の感じ方ですが)、パワーを感じさせてくれる素晴らしいパフォーマンスなのです。

二つめに、勉学を絶対におろそかにしないことです。
今、高校1年生の彼女は、AKB48の活動と勉学を見事に両立させています。なぜそんなことを知っているかというと、彼女がブログで、高得点のテスト結果を報告しているからです。
決して自慢のためにそうしているのではないと思います。
それだけ努力しているということを知ってもらいたいという思いからだと私は受け止めています。
ちなみに早野さんのお父さんが私と同じ大学の出身であるということも親近感につながっていることも確かです。

以上のように、決して明るいスポットライトを浴びているアイドルとは言えない早野さんですが、私は彼女に理想のアイドル像を見ています。

たとえ陰の存在であっても常に全力を尽くす、勉学をおろそかにしない、そしてファンを大切にする――そんな魅力をもつ早野さんを、私はこれからも娘とともに応援していこうと思います。

最後に早野さんに誕生日おめでとうと言わせてもらうとともに、こうした世界を無償で教えてくれている娘に感謝をし、この独白の締めくくりとしたいと思います。

ソニーによる1万6000人のリストラ策の発表は衝撃的だった。

金融危機に端を発した経済の行き詰まりは、確実に日常の暮らしを脅かしつつある。その象徴が、今最も不安視されている雇用の問題だろう。

派遣社員、つまり非正規雇用の問題も深刻だ。一刻も早く、国を挙げて取り組むべきだと思う。

ただ、国や行政任せだけでもいられない。こうした危機の状況にこそ、市井の市民こそが一丸となって知恵を絞ることが必要だろう。

そこで思い出したのが、先にも触れたが、11月に放送されたサンプロの北欧リポート、デンマークにおける事例だ。

リポートでは、まずデンマークを代表する玩具メーカー、レゴの取り組みを紹介していた。

失業保険は就業時の87%を補償、さらにレゴ独自で「未来の家」と呼ばれる職業訓練所を運営しており、さまざまな職種に対応できる訓練を行うなど、再就職の面倒をしっかりとみるシステムがある。

何より驚かされたのは、この職業訓練システムだ。
日本にもそうした訓練の場は存在するが、基本的には行政が用意するものであって、人員を放出する(または予定がある)企業が、再就職の世話まで考えるなどという事例を聞いたためしがない。あったとしてもごくわずかなのではないだろうか。

デンマークにおいても、こうした仕組みが全企業で行われているとは思えないが、この国における一つの象徴として、労働者を大切にする風土が根付いていることを実感させられる。

事実、レゴ「未来の家」の所長は「将来的な復職もありうるので、敬意をもって訓練を行っています」と語り、同副所長も「解雇する社員に正直に話し、敬意をもって対応すればデモやストライキは起きません」と話していた。

両者に聞かれる「敬意」の言葉はずしりと重い。

格差社会とは、日本の現状を端的に示すものとして、よく使用されるフレーズではあるけれども、これらデンマークの労働事情の一端を知ってしまうと、日本とデンマークの労働者に対する「思いやり格差」(神戸大学大学院准教授・稲場圭信氏の著書による)を痛感せざるをえない。

日本では、内定取り消しの問題も深刻化しつつある。未来ある若者が、このようなことで社会に対する不信を抱くようになってしまうようなことがあっては、絶対にならないと思う。
若い人にこそ、未来を託さなければならないのだから、心から安心して働いてもらう必要がある。

フィンランドの時にも述べたように、文化的伝統の違いがあるのかもしれない。しかし、日本には本来、終身雇用制という良くも悪しくも雇用者を大切にする風土は少なくともあった。

経済のために人がいるのではない。経済は人の生活のためにある、という当たり前の原点をもう一度しっかりと見直すべき時が確実に来ていると痛感する。

今、自分に今何ができるかということから考えていきたい。

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「サンデープロジェクト」(テレビ朝日) 北欧2ヵ国取材 "格差なき成長は可能だ"(11月16日放送)の前回のエントリーでは、ノキアというフィンランドの一民間企業に光を当てたものだったので、後半は国全体の話題について。

まずは、教育について。

フィンランドにおいては、(1)相対評価ではなく、達成度による評価(2)教育の権限が教師に付与されている(3)授業料が小学校から大学まで無料(4)生徒自ら考え学ぶことを重視――と、日本の教育システムとはおおよそ、その土台からして違う。
そして、その結果、フィンランドは学力世界一の称号を手にしている。
学力世界一自体が、どれほどの価値を持つかどうかは別として、私はフィンランドにおける環境のよさ、柔軟性、個性と自発性を引き出すことを可能とする教育の在り方には、注目したい。

授業時間は日本に比べて少ないため、日本で試みられた「ゆとり教育」に近いのが特徴だが、少人数制クラスや大学院卒以上の教師による柔軟なカリキュラムなどによって、フォローがなされ、そうした努力が、高い学力の維持につながっているようだ。

次に政治について。

フィンランドにおいては、18歳からの参政権が認められ、同時に議員にもなれる仕組みがある。実際、現役高校生の議員が存在している。選挙に出るのも数千円のポスター代を負担するのみ。極めて政治と国民、市民の距離が近い。
つまり国民の積極的な政治参加によって、政治への信頼度は、日本に比べ、圧倒的に高いことも特徴の一つだ。

この政治への信頼は、高福祉高負担といういわゆる"大きな政府"の実現とその安定化をもたらしていることも事実だろう。

私は、十分な政治的知識を持ち合わせていなので、大きな政府か小さな政府かの二者択一には答えを出すことはできない。
ただ、信頼できる政治か、できない政治かの選択ならば、前者を選ぶ。当然のことだろう。

その意味で、フィンランドにおける政治から学ぶべきは、政府の大きさよりもむしろ、政治参加の在り方だろう。
市民は選挙時のみに政治を意識するのではなく、常に政治に関心を持ち、さらに参加というアクションをもって対峙するならば、政治および行政の側は緊張感をもたざるをえないし、結果、政治の質は向上する。
日本においても、こうした潮流は少しずつ水かさを増しつつあるが、まだ日本の政治そのものに影響を与える状況には至っていない。
こうした政治意識は、フィンランド等の民主主義先進国に学ぶところ大きいのではないかと思われる。

テレビリポートをもとにしたフィンランドの教育、政治について考えてみたが、それぞれに共通したキーワードを挙げるなら、"信頼への努力"ということではないかと思う。
もちろん、そうした言葉は、日本においても常識的なものではあろうが、フィンランドには、信頼を醸成するための確固たるシステムが、文化的伝統のうちに築かれているのだと思う。

日本にはそうした伝統はないから無理なのか。いやそんなことはないはずだ。
きょうから一日一日、伝統を築いていけばよい。


※記事には、テレビのリポート以外の情報も含まれています。

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「サンデープロジェクト」(テレビ朝日) 北欧2ヵ国取材 "格差なき成長は可能だ"(11月16日放送)を興味深く見た。

フィンランド、デンマークはいわずと知れた高福祉の国であり、同時に"幸福な国"の象徴として話題になることが多い。
事実、私もかねてから北欧諸国にはあこがれを抱いており、一時、真剣に移住なども考えたことがあるほどだ。それほどに北欧はさまざまな魅力に満ちている。

移住を考えたとはいえ、私はまだ北欧のどの国にも訪れたことはない。イメージしてきたものは、すべてメディアの情報によるもののみだ。いい加減なものである。完全なミーハー的な感覚といっていい。ということで、テレビに北欧の話題が流れると、ついつい食いつくように見てしまう。

先日のサンプロのリポートもその一つだった。

財部誠一氏がフィンランドとデンマークを訪ね、高福祉にもかかわらず高度な経済成長を維持している秘訣を探ってきた、という。

それぞれの国のリポートの印象について。

<フィンランド>
携帯電話会社のノキアを取材し、陥った苦境を見事に業績回復させたヨルマ・オリラCEOへのインタビューが話題の中心に。

ノキアが業績をV字回復させたポイントは二つ挙げられていた。
(1)会社における全役職を廃止し、完全フラットな状態で、会社再建のための取り組みをブレーンストーミングから開始した。
(2)ノキアが持っていた独自のデジタル技術を公開した。

この2つの戦略は何をもたらしたのか。
たった5年間で、世界ナンバー1の携帯会社に躍り出るという驚異的な躍進だった。

この2つの戦略、何が功を奏したのか。
ビデオを撮り損ねたので、リポートの内容と私の考えが混在してしまうが、次のように考えられる。

(1)については、役職が完全フラットな状態になることで、議論が活発化したことは間違いないだろう。
従来のような下にアイデアを出させてそれを上が決済して......などという時間も労力もかかる方法を大胆に捨て、いいアイデアがその場で生かされていくシステムを完全フラットという形でやり遂げた。
極めて困難な決断だったに違いない。あまりにも大胆な改革ゆえに。一歩間違えば混乱を招くのみ。あえて自らを一度壊し、みずみずしい力による再建に望みをかけた英断に私は賞賛の意を示したい。

考えてみよう。
もし平社員が社長を前にしたら、臆してしまい自由な発言などできないだろう。
仮に、社長が「自由に意見を言ってもいいよ」と言ったとしても、平社員は、「自由に言った意見が、部長の耳に入ったら、とがめられるようなことになるかも......」といった具合に平社員の前には見えない壁が立ちはだかる。
組織ゆえにこのようなタテ社会特有のしがらみから逃れることができない。
おそらく、ではあるが、オリラ氏は、中間フィルターのような存在が生きたアイデアを濾しとり、ある時はつぶしてしまうような会社のシステムこそが、社員のやる気をなくしてしまい、結果、会社の活力さえも奪ってしまう元凶ととらえたのではないだろうか。

(2)については、その効果は目覚しいものがあった。
これはリポートでも述べられていたことだが、ノキアが公開した技術は、折りしも推進されていたユーロという統合の枠組みに見事にマッチし、ヨーロッパの統一規格となる。
統一規格を勝ち得た鍵は、技術の公開だった。

平等と公開――この二つの概念が傾きかけた企業を見事に蘇生させたことは、大いに括目すべきテーマであろうと私は思う。

でもさ、フィンランドと日本は違うよ、という声が聞こえてきそうだ。
確かに違う。
気候も文化も人の数も経済規模も。
でも、同じことが唯一ある。
同じ人間である、ということである。
同じ人間にできないことはない、と思う。


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インフルエンザ対策

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インフルエンザの流行については、マスコミにも大きく取り上げられているように、家族や職場でも日々話題になっている。

移植をして以来、私は免疫抑制剤、ステロイドを飲み続けてきたので、予防接種は受けてこなかった。でも、免疫抑制剤が終了し、ステロイドも3mgまで減った今年は、受けるかどうか、妻とも検討してきた。

折も折、職場で集団接種があるというので、妻が分院のT先生に電話し、この件について聞いてみた。

先生の反応としては、やってもたぶん無駄になっちゃうと思うんですよね、というものだったらしい。つまり、おそらく着かないだろうと。

これを聞き、だめもとでもやってみようかと考えたが、いろいろ考えた挙句、もしワクチン接種したことで体に思わぬ反応が起こり、それがトラブルにつながっては......という懸念が払拭しきれず、とりあえず、職場の接種は見送ることにした。

もう少し状況を見て、どうしても必要とあれば、病院でしてもらうことにしようと思う。

ということで、これまで同様、とにかく感染に気をつけていこう。
電車では2重マスクに、手洗い、うがいをまめに、の原則を守っていくとしよう。

この時期、ある種うれしいのは、街でマスクをしていても目立たなくなってきたことだ。

皆さんにも、インフルエンザ予防のため、ぜひともマスクの着用をお勧めしたい。



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